「中国の活動家」が300ドル

ソウル、8月23日（ロイター） - 中国からジェットスキーに乗って海を越えて韓国まで300キロ（186マイル）以上を渡った中国人男性が、数年前、指導者習近平をからかったとして祖国で投獄された。韓国の活動家が水曜日に語った。

韓国海洋警察は8月16日、救命胴衣とヘルメットを着用し、望遠鏡、コンパス、燃料容器5個を携行し、1800ccのジェットスキーで中国から渡航した30代の中国人男性を拘束したと発表した。

海洋警察は西海岸都市仁川で拘束された男性の身元を明らかにしていない。 ロイターはこの男性とすぐには連絡が取れず、中国大使館の報道官はコメントを拒否した。

韓国の活動家イ・デソン氏はその男がクォン・ピョンであると特定した。 リー氏は、2016年に習主席を嘲笑するスローガンが書かれたTシャツを着た自撮り写真をソーシャルメディアに投稿し、中国で投獄されたと語った。

火曜日に拘置所にいるクォン氏を面会したと述べたリー氏は、「政治的圧力を感じて逃亡を決意したようだ」と語った。

「彼は今のところ第三国に亡命することを検討している」とリー氏は自身のウェブサイトで自身を国際連帯活動家であり、「ダイアログ・チャイナ」と呼ばれる団体のソウル事務所長だと説明している。

李氏によると、クォン氏はジェットスキーでの航海後、健康状態は良好だったようだが、韓国メディアによると、航海には14時間かかったという。

米国を拠点とするラジオ・フリー・アジアは、クォン氏がソーシャルメディア上で「言葉、画像、ビデオを使ってこの国の政府と社会主義制度を侮辱し、中傷した」として2017年に投獄されたと報じた。

韓国海洋警察当局者は、男は捜査中に避難や亡命について一切言及しなかったと述べた。

チェ・スヒャンによるレポート。 ロバート・バーセル編集

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